刀語
無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめが、伝説の“刀”を探す旅を描いた西尾維新のライトノベルをTVアニメ化した時代活劇第1巻。不承島で暮らしていた虚刀流七代目当主・鑢七花の下に、奇策士と名乗る女・とがめが現れる。第1話「絶刀・鉋」を収録。 (詳細はこちら)
随分前に視聴済みだったのだが、書くのをすっかり忘れていて、話も半分忘れているが、一応最後まで観られたのでね。
話は戦乱の時代
(何時代がモチーフだがよくわからんが、普通は幕府といったら江戸幕府の事だろうから江戸時代なんだろうか)
に伝説の刀鍛冶が打ったとされる千本の刀のうちの完成形?(大業物みたいな位置づけかな)である12本の存在を恐る幕府により回収を命じられるチェリオの子とその相棒に選ばれた、腕っ節は一流だが全く常識が通じない青年との、サバイバルロードっぽいお話。
刀を集めながら旅するという1つの大きな目的の中にありながら、毎回違う相手の違う刀を求めて、といった具合に一話完結の趣も強い。
西尾維新の他の作品は苦手。
他の作品を少し観たことあるけど、割とすぐリタイアした。
キャラが生理的に受け入れられなくてどうしてもダメだった。
コンセプトとか世界観は結構好きなんだけど、残念だなと思いつつ。
この作品が大丈夫だったのは単に時代物だったことが大きいだろうな。
後ロードっぽいのも自分には合ってる感じだったのが救いだった。
七花のフラットであらゆる面において非凡な感じは結構好きだったけど、チェリオは許しがたい、、、
絵は自分的にはあり。
というか、絵と内容のギャップがありだったのだろう。
ざっくりしててほのぼの寄りの絵でありがなら、割と重たい場面が多くて引き締まってる感じね。
後、ナレーションが池田さんってのはポイント高いんだよなぁ。
池田さんといえばやっぱオードリー・ヘップバーンでございますよ。
彼女の声がナレーションで流れるだけで、なんかこう、作品に気品と風格が加わる感じよね。